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FS003征討御會議之圖

FS003Meeting on Subjugation [of Rebels in Kyushu]

 

楊洲齋周延 謹冩 印(楊洲)       スミソニアン博物館 

 

明治十年六月廾日御届 

画工 橋本直義 上野北大門町十一番地

出版人 山本利兵衛 上野元黒門町12番地

太田彫工仙

池仲伊勢利

 

鹿児島縣士族西郷隆盛ハ維新以降陸軍大将に任じ勤王の士なりしが板垣高知等と共に征韓の論を主張し議殆ど決す時に岩倉大久保木戸の諸氏等之を非議す隆盛其非とせられしを怒り鹿児島に去り私学校を設け生徒を名として兵士を募り終に熊本鎮臺を襲ふ之れに依て官省勅奏の方々廟堂に會議す 朝廷にも深く萬民の難苦を憂慮あらせられ諸氏と議し有栖川二品親王熾仁公を以て征討總督に任せしと嗚呼西郷隆盛の國家の罪人なるや 聖上の宸襟を悩まし奉るのみならず逆賊の名を天下萬世に顕したるハ実に憐むべき次第ならずや

 

右図:参議陸軍中将兼開拓長官 鹿児島正四位 黑田淸隆、参議兼司法卿 長崎正四位 大木喬任、陸軍少将 山口 正五位 三好重臣、参議兼工部卿賞勲局長官法制局長官 山口 正四位 伊藤博文、太政大臣 東京 従一位 三條實美

 

中図:参議兼内務卿 鹿児島従三位 大久保利通、参議兼大蔵卿 長崎正四位 大隈重信、二品親王有栖川織仁

 

左図:陸軍少将 鹿児島正五位 野津鎮雄、参議陸軍中将兼陸軍卿 山口正四位 山縣有明、右大臣 東京従一位 岩倉具視、陸軍少将兼大警視 鹿児島従五位 川路利良、参議兼外務卿 鹿児島正四位 寺嶋宗則、陸軍中将 鹿児島従四位 西郷從道

 

 

スミソニアン博物館での分類は以下の通り

Meeting on Subjugation [of Rebels in Kyushu]

TYPE
Woodblock print
MAKER(S)
Artist: Toyohara Chikanobu 豊原周信 (1838-1912)
HISTORICAL PERIOD(S)
Meiji era, June 1877
MEDIUM
Woodblock print; ink and color on paper
DIMENSION(S)
35.9 x 72.5 cm
GEOGRAPHY
Japan
CREDIT LINE
Gift--the Elizabeth D. Woodbury collection of prints from Meiji Japan
COLLECTION
Arthur M. Sackler Gallery
ACCESSION NUMBER
S1999.84a-c
LABEL
This triptych depicts a strategic meeting of commanders of Japan's imperial army, which has been given the responsibility of suppressing the rebellion led by Saigo Takamori (1827-77), a samurai from Kagoshima. On the table is a map of Kyushu, from where Saigo began his campaign against the imperial government in his native Kagoshima Prefecture.
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明治天皇の肖像

 15名の肖像に対して14名分の名札である。記事によると、朝廷も深く万民の難苦を憂慮し諸氏と議して有栖川二品親王熾仁公を征討總督に任命したとあるので、名指ししないよう配慮した上で明治天皇を中図の右上に描いていると考えていいだろう。西南錦絵の場合、このパターンで描かれた明治天皇が複数見られる。『095征韓論之図』のページにまとめてみた。また、日清戦争時のものであるが、S030大元師陛下新橋御發輦ノ圖』のようなものもある。

 

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池仲伊勢利 とは?

 池仲伊勢利は、江戸後期を代表する地本問屋である伊勢屋利兵衛=錦樹堂のことである。版元印も間違いない。住所が下谷池之端仲町通なので池仲と名乗ったのだろう。後に上野元黒門町七兵衛店へ移転している。この作品の当初の版元の山本利兵衛の住所に近いようだ。この作品は山本利兵衛の版を池仲伊勢利が引き継いで製作したような感じだ。山本利兵衛は周延との仕事が多いようで、『内国勧業博覧会機械館の図』や、『S054鹿児島暴徒圖』などがある。(参考資料:『原色浮世絵大百科事典』)


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